2019/01/25 12:00

活性酸素は私たちのカラダの中で悪さばかりしているのではありません。もし体内に活性酸素がなかったら、たちまちバイ菌にやられてしまうのです。

私たちは日常生活の中で様々な細菌ウイルスなどの病原菌、カビ、ほこり、煤煙などの異物にさらされています。そしてこれらは常に大気中に浮遊していて、私たちが呼吸をするたびに大量に体内に入り込んできます。また、皮膚?に傷があるとそこから体内に入り込もうとします。

これらの病原菌が体内に入っても私たちがすぐに病気にならないのは、私たちの身体の中に外敵に対する防御システム、すなわち「免疫」というシステムがあるのです。

私たちが健康であれば、外から侵入してくる病原菌などは白血球が退治してくれます。

白血球はいくつかの仲間がいて、「リンパ球?」「好中球?」「マクロファージ」などがあります。

そして、その中でも好中球、マクロファージは「食細胞?」と呼ばれ、体外から侵入してきた細菌や異物を細胞の中に取り込んで殺菌し、その除去を行います。

  • 白血球は病原菌などに対して、活性酸素を振りかけて退治します。つまり、活性酸素は私たちの体を守る強力な武器なのです。
  • リンパ球には「免疫抗体」というものがあり、一度戦った病原菌や異物の特徴を記憶していて、それらに二度と襲われないように体を防御します。
  • 好中球はの殺菌力?は強く、病原菌の侵入があるとすぐに現場に駆けつけます。そして、すぐに病原菌に活性酸素を振りかけ退治し、ときには自分の身体の中に病原菌を取り込んで活性酸素の攻撃をしかけます。