2019/01/23 03:00


私たちの体は毎日さびています。

では「カラダが錆びる」とはどんなことでしょうか。

ここでいう錆びるとは鉄が錆びるのとは違い、細胞レベルのことで、細胞が酸化することを意味します。

私たちの体は60兆個もの細胞でできていると言われており、その細胞の一つ一つが酸素に侵されていきます。体全体のどの部分でも酸化するわけです。

年をとると肌にしみができますが、これは「老人斑」といって、皮膚の細胞が酸化した後なのです。

肌を酸化させたのは、正確には普通の酸素ではなく、酸素から発生した「活性酸素」という人体に毒性のある物質です。

日焼けも実は紫外線のエネルギーが細胞内から活性酸素を発生させたものです。

活性酸素によってできるシミは年をとれば肌だけでなく、細胞ならどこにでもできます。心臓や脳にもシミができます。

つまり、あらゆる細胞はすべて活性酸素によって酸化されるのです。